ペット法務とは、ペットに関する法律、例えば、ペットを販売・購入・飼育すること等に対する法律知識、
又はそれらに関する契約や規制、それらから発生する損害賠償等に対する法律知識や法律関係のことであったり、
ペットに対する資格や職業、様々なペットビジネスに関する法律業務のことなどを総称したものです。
ここでは主に、ペットに関するトラブルとその解決方法等についてご紹介させて頂きたいと思います。
動物に対して、人間と接するのと変わらぬ愛情を注ぎ、家族の一員として過ごしている方が沢山いるように、
人間と動物との関係はとても密接であり、それだけにトラブルとなってしまうケースも多いといえるでしょう。
しかし、ペットたちに善悪の判断はできません。ある程度のしつけは可能かもしれませんが、
人間と同じように生活させることは現実的に不可能であり、また、人間に対するのと同じ様に非難し、
自制させることは難しいことです。では、どうしたらペットに関する様々なトラブルを防ぐことができるでしょうか?
対応策が全くないわけではありません。
ここでは、皆さんにとっても大切なパートナーである動物たちを便宜上「ペット」と呼ばせて頂き、
今後もいっそう良い関係を築いて行けるアドバイスができれば何よりであります。
人間同士のトラブルを解決する方法と、ペットが関係するトラブルを解決する方法とでは、
考え方として共通する部分と全く違ってしまう部分とがあります。
法律的なことを考えれば、ペットは飼い主の「所有物」でしかないという一面もあり、
人間と動物の感情を一切無視した取扱いを受ける場合が出てくることもあります。
トラブルを予防する上で忘れてはいけないことは、動物も人間と同じように命ある者だということです。
人間同士のトラブルもそうかもしれませんが、感情が入り込めば入り込むほど、
法律だけでは解決できない部分が浮き彫りにされてしまうのだと思います。
それらを踏まえた上で、次の点に注意することが大前提として大切なこととなります。
これは、人間同士のトラブルにも当てはまるでしょう。ですが違う部分もあります。
それは、ペットは言葉を持ちません。大きな声で鳴いたり吠えたりすることしかできないのです。
ですから、自分の言い分を相手へ上手に伝えたり、弁解することができません。言い訳さえ言えないのです。
当事者同士が安易な推測で勝手に非難し合うことは解決から遠ざかることになってしまい、
収まるものも収まらなくなってしまいます。
大事なのは、飼い主とその相手方、その他の関係者同士が、個人的な感情はできるだけ控えて、
冷静に話し合いをし、事実関係を正確に把握することなのです。
ペットが関係するトラブルは、人間の間違った認識や誤解、エゴ等によって起きるケースが多いように感じます。
そう考えると、ペットの種類等に限らず、加害者となっている動物は、同時に被害者でもあるといえます。
先にも触れたように、動物は「物言えぬ者」であり、人間ほどの理性も持ち合わせていません。
ですから、ペットに罪はないのです。問題は、その動物を飼育している飼い主であります。
その動物の種類が何であれ、飼い主の責任と義務を果たさなければなりません。
それは、自分のペットのことをよく理解するということから始まります。その動物の種類や特徴。
動物たちがそれぞれに持っている習性。それらを理解した上で、その時々の状況や対策、
対応を考えなければいけません。それが飼い主としての責任であり、義務であると思います。
ペットに関するトラブルは増えています。当事者の冷静な話し合いによる解決ができれば何よりですが、
どうすればよいかわからなかったり、実際に損害が発生してしまった場合等は、
ペット法務を業務としている専門家に相談するとよいでしょう。きっと解決の近道を教えてもらえる筈です。
お気軽にご相談下さい。
また、この他にもペット法務として、ペットに関する資格や職業に対する登録申請等を業務内容としております。
具体的には、ペットショップの経営・ペットの美容院・ペットホテル・ブリーダー・
トレーナー等の登録申請や登録の更新等の手続きをお手伝いさせて頂きます。
皆さんとペットとの毎日の生活が、今よりももっと楽しく充実したものとなれば何よりです。
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